瓦そばと言えば山口県下関で発祥の<br />
郷土料理です。
瓦の上で焼いた
あつあつの茶蕎麦を食べる
とっても美味しい一品です。
せっかく下関に行くのなら
地元民がおすすめするお店に
行きたいと思い、
山口在住の両親に聞いたところ、
「行くなら瓦そばたかせ!」
とイチオシだったお店。
瓦そばたかせ本店で味わった
瓦そばの食レポです。
瓦そばのたかせ川棚本館で瓦そばをいただきました。
「瓦そばと言えばたかせ」
と言われるほどのお店は、
山口県と福岡県に全部で6店舗あります。
両親が連れてきてくれたのは、
川棚本店。
お昼時から少しずれてはいたのだが、
さすがの行列
(´ω`*)
待つこと30分。
店内へ通される。
こちらは、お店から見える中庭。
川棚本店には座敷席もあり、
私たちは座敷に通される。
足腰の悪いメンバーがいたので、
低い椅子をお借りし、
それに座って食べることに。
まずは、たかせ自慢の一品料理を
ここで、もうひとつのたかせの名物、
「鰻めし」も注文したいと旦那が言い出した。
晩御飯が食べられなくなるからと
全力でとめる。
ということで、一品料理で我慢してもらった。
一品料理は2つ。
白子豆腐にふぐの唐揚げ。
白子大好きな私には、
たまらない一品。
ただ、辛いのが苦手なので
紅葉おろしを横に避けたところで、
家族中から批判を浴びた。
「人生、損している」
とばかりに睨まれる。
ふぐの唐揚げは、
どうすればこんな仕上がりになるのか。
不思議なくらいに美味しい。
月並みの言い方だが、
周りカリカリ、中フワフワ。
月並みこそ美味しい。
今度から、「カリッフワっ」
という表現は安易に仕えそうにない。
この一品が全て持って行ってしまった。
瓦そばを一番おいしく食べる食べ方を発見
ここで、主賓である瓦そばが登場!
一つの瓦で2人前なので、
これで4人前である。
お蕎麦はほんのり緑色。
京都の最高級宇治抹茶を
使用していると。
錦糸玉子が厚めに敷き詰められている。
その上には牛肉。
下関安岡産ねぎ、そこに
海苔とレモン、紅葉おろしが続く。
辛いものが食べられない私は、
ここでも紅葉おろしに退場していただき、
お蕎麦を頂く事にする。
つゆはかつおと昆布たっぷりと
お知らせあり。
食べている時に気づいたのだが、
日本瓦独特の熱の伝わり方からだろうか。
瓦に接している部分の茶そばが
焦げて、カリカリしてきた。
これが、実に美味い
(´ω`*)
コゲを増やそうという事で、
ただちに茶そばを瓦の上に広げ、
下の焦げたところから頂くことにする。
もうひとつ、驚くべきは、
茶そばの上にのっている
牛肉のレベルの高さだ。
普通の肉そば、肉うどんなどに入っている
お肉を想像していると偉い事になる。
牛肉だけでも食べられるレベルで
とっても美味しい。
元々瓦そばは、明治17年の
「西安の役」で、
熊本城を取り囲んでいた薩摩の兵が
野草、肉などを瓦の上で
焼いて食べた事が始まり。
そこから、「たかせ」独自の発展で
今の瓦そばになったのだとか。
発展させてくれてありがとう。
瓦そばたかせの詳細
瓦そばたかせ川棚本館
山口県下関市豊浦町大字川棚5437
1F
お座敷34席
テーブル18名
2F
テーブル16名
定休日
木・金曜日(祝日は営業)
営業時間
11:00~20:00
(L.O19:30)
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元祖瓦そば たかせ 本館 (そば(蕎麦) / 川棚温泉駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5