日本橋えびす講べったら市2022スケジュール|宝田恵比寿神社

日本橋宝田恵比寿神社周辺で毎年開かれる、えびす講べったら市。

御神輿や露店も出て、大変賑わうお祭りです。

べったら市は、長い間江戸で愛され続け、宮内庁御用達の一品も売り出されるとか。

スケジュールとお祭りの詳細をまとめました。

宝田恵比寿神社

1606年、江戸城外宝田村のご鎮守さまだった宝田恵比寿神社。

家族繁栄、商売繁盛、火事防止の守護神として、東京中からもお参りに来られるほど広く愛され、厚く信仰された神社です。

ベったら市の他に、日本橋七福神のひとつとしても知られています。

恵比寿神社で行われる「えびす講べったら市」は毎年10月に行われ、「年また新たまる」と言って、正月を前に商人にとっての大切な行事として、今でもお祝いをしているのです。

えびす講の由来は!?

10月を「神無月」と言いますね。

日本全国の神様が、皆さま出雲大社にお集まりになるため、いたるところで神様が留守になることから「神無月」と呼ばれるのです。

ですが恵比寿さまだけは、出雲に行かれず、留守番していらっしゃるのです。

留守を預かる恵比寿さんのために、盛大にお祭りをするのが「恵比寿講」です。

宝田恵比寿神社とは

宝田恵比寿神社は、普段は無人の神社です。

元旦1日~7日の間と、べったら市の期間のみ御朱印が頂けます。

御朱印にも「日本橋べったら市」と書いてあります。

御朱印と同じく人気なのが、べったら財布と呼ばれる福財布と手ぬぐいの縁起物です。

えびす講べったら市の「べったら」って何!?

「べったら市」のべったら。普段、聞きなれない名前ですね。

このべったらとは、大根を甘い浅漬けにしたもの。

アメと麹で大根を漬け込んでいるので、洋服に「べったり」とついてしまうという意味(笑)

その昔えびす講の時の話。

縄に縛った「浅漬け大根」(べったら漬け)を振り回し、参詣する女性に向かって「べったらだー、べったらだー」と叫び、女性の着物の袖に浅漬け大根をつけてからかったことが、「べったら」という名前の由来になったのです。

「東京べったら漬」とは、どれほど美味しくて、昔から愛されている食べ物なのでしょうか。

第十五代将軍徳川慶喜は、「べったら漬け」が大好物だったそうです。

「東京にいたか屋」のべったら漬けは昭和32年、那須御用邸に参上。

天皇陛下・皇后陛下へ献上された歴史もあります。

昭和40年からは宮内庁御用達となった逸品。

ただ、このべったら漬け。
美味しいのですが、作るのにかける手間暇がたっぷりかかるという、贅沢すぎる一品なのです。

全国観光土産品連盟の「観光土産品推奨品」、東京都中央区観光協会の「推奨名産品」の指定もされています。

べったら市の起源は!?

江戸時代の中頃、宝田恵比寿神社の「えびす講」にお供えするのに、前日19日に市場を開いて、お魚、野菜また神棚が売られるようになったのが「べったら市」の始まり。

中には創業80年、宮内庁御用達のお店も出店するのです。

昭和天皇に献上され、とても大好物だったそうです。

えびす講べったら市の賑わい

祭りの露店は400~500軒で大賑わい。

夜は提灯が灯り、更に人出も増えて混雑するほど。

祭りへのアクセスと日程

開催日程

10月19日(水)20日(木)
※19日の神輿渡御、べったら音頭は中止。

会場 

宝田恵比寿神社周辺
東京都中央区日本橋本町3丁目10

アクセス

JR総武線新日本橋駅
東京メトロ日比谷線 
小伝馬町駅

都営新宿線
馬喰横山(ばくろよこやま)駅

都営浅草線 
人形町駅

 

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