瀬戸内しまたびライン、SEASPICA(シースピカ)の乗船記です。
瀬戸内しまたびラインSEASPICAシースピカとは
SEASPICA(シースピカ)とは、2020年夏に就航した瀬戸内海のクルーズ船です。
私は、この船のことを「Tabiwa」というJR西日本のアプリで知りました。
2022年12月、日にち限定で募集していたモニタークルーズです。
- 13:20尾道港出港
- 14:50大崎下島(御手洗)上陸
上陸時間60分
- 船上から海上自衛隊呉基地沖見学
- 17:20広島港着
tabiwaのアプリ、いろんな旅のお知らせがあってとても良いですよ。
尾道港からSEASPICAシースピカに乗船
どどん!
ここは尾道市。
尾道駅前桟橋。
ここから瀬戸内クルージングへと出発します。
どどん!
こちらが本日乗り込むSEA SPICAシースピカです。
船のボディは青と白。
金色は瀬戸内の夕焼けをイメージしているそうです。
どどん!船内です。
バリアフリーで、90人は座席収容できるそうです。
なかなか広いです。
前方にはパノラマの画面。
3人掛けのお席。
SEASPICAシースピカ出航・瀬戸内海へ
尾道港出発の瞬間です。
船の窓越しの景色です。
海と空の青が眩しい。
遠くに橋が見えています。
階段を登って2階デッキに上がってきました。
実はこの日、天気は良いのですが風がまあまあ強いんです。
それでも2階デッキには沢山の人が、瀬戸内海の景色を楽しんでいました。
ベンチでゆっくり景色を堪能することも出来ます。
海風が吹くので、乗船される方は何か羽織るものをお持ちだと良いかもです。
どこまでも広い海。
壁には瀬戸内海マップがあります。
少し寒くなってきたので、再び1階、自分の指定の席に戻ってきました。
窓は波しぶきがかかってびしょ濡れ状態。
橋の下をくぐったときも、この状態でした(笑)
御手洗町並み保存地区に上陸
今回のSEASPICAシースピカの旅で、唯一の下船地、大崎下島の御手洗地区です。
御手洗港では、お土産の販売。
英国マーマレード2017でBronze賞を受賞したという手作りマーマレードがありました。
当然ですが、行列が出来ています。
港を一旦左に行けば、鳥居の向こうにシースピカと瀬戸内海に架かる橋という、私的に絶景ポイントがありました。
乙女座
街を歩いていて、乙女座という劇場を発見しました。
なかはとっても立派な舞台と、座敷。
1937年に建てられたもので、当時の御手洗町長さんが私財を投じたものだそう。
舞台の上に登ってみると、こんな感じ。
最初は劇場でしたが、やがて映画館となり、最後はみかんの選果場として利用されていたそうです。
その後しばらく空き家になっていましたが、2002年に復元されたそうです。
なんだかいいですね。
建物の中といい、復元されるまでのエピソードといい、心がほっこりします。
さらに御手洗地区を進む
雰囲気が良くて、少し街を歩いているだけで御手洗地区が大好きになります。
これ、買っちゃいました。
なんていう柑橘系だろう?
美味しくて、これ以降我が家では柑橘系が食事に欠かせなくなりました。
鴨そばと看板にはありますが、お店は閉まっています。
みんな写真撮ってた、床屋さんの建物。
なんでしょうねぇ、このいい街並み。
ずっと歩いていられます。
急な階段の上に弁天様とあります。
登ってみました。
瀬戸内海の絶景じゃー。
シースピカも見えます。
沢山の島と、島に架かる橋が瀬戸内海独特の美しさ。
沖友天満宮にお参り
沖友天満宮に来ました。
映画「ももへの手紙」にも登場(したのでは?)と言われている場所。
井戸があります。
こちらは、菅原道真公が御手洗に立ち寄られたときに、手を洗われたとされる井戸です。
「御手洗(みたらい)」という地名の由来のお話ですね。
可能門、ありました!
くぐると願いが叶うという門だそう。
お地蔵様に癒される…。
中村春吉さんの碑がありました。
日本人で初めて自転車で世界を一周した方で、この御手洗のご出身です。
大崎下島・御手洗地区を出港
楽しい時間が過ぎるのは非常に早い。
シースピカの出港時間が近づいてきました。
滞在時間は1時間ほどでしたが、まだまだ足りない感じでした。
1か所1か所に長く滞在しすぎて、行けなかったところもありました。
シースピカに乗り込みます。
シースピカは呉港に向かって移動します。
夕焼けに変わってきました。
海上自衛隊呉基地を見学
いよいよ呉です。
音戸大橋の下、くぐってます。
相変わらず水しぶきを浴びまくった窓越しに、音戸大橋を下から見ています。
2階デッキから見たら、もっと迫力あるんだろうけど、この日は寒かったので断念しました。
海上自衛隊呉基地です。
みんな2階デッキから撮影して大盛り上がり。
すごい近いので大迫力です。
じっくり見ることができました。
こんなに近くで見たのは初めてでした。
シースピカは広島港に向かいます。
SEASPICAシースピカ広島港到着
広島港に向かう途中、清水建設のSEP船、BLUE WINDに出会いました。
船について、難しいことはわからないので、清水建設さんのホームページを見てください。
でっかくて、こちらもすごい迫力でした。
再び窓ガラスにしぶきをいっぱい浴びながら、いよいよ広島港に到着です。
楽しかった、ありがとうねシースピカ。
半日のシースピカSEASPICAでの瀬戸内海クルーズでした。